この度、3月11日発生の「東北地方太平洋沖地震」におきまして被害にあわれました皆様に謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 さて、今回のトゥバタハリーフのダイブクルーズは、大震災直後ということで、参加メンバー一同は当然の事ながら、後ろめたさを伴う出発となりました。 ただ、「日本がこんなに大変な時だからこそ、まずは自分自身に元気をチャージして、必ず頑張る!」と、各々が心に言い聞かせ日本を後にしました。

 関空出発後、約4時間強の快適なフライトの後、フィリピンの首都マニラに到着。今日はここで一泊です。空港から3台のタクシーに分乗して宿泊先である”ヘリテージホテル”へGo! その後早々に、全員で近くにある巨大ショッピングセンターの”MOA”へ繰り出し、各自早くもお土産などのお買物モード全開!中でもY磨さん、重たい荷物も苦にならない様子で石鹸をたくさんご購入・・・ (石鹸って正直ヘビーです!既に彼女のキャスターバッグの総重量は、軽く30sオーバーとか・・・)
 この日の夕食はMOA内にある、あの日本の牛丼チェーン店‘吉野家”で、日本には無いメニューの”ジャンボ”(牛丼+何故だか海老天?)をいただきました。ホテルの部屋ではT田さん持参の泡盛に梅酒、-etc-で飲み会が始まり、日本の衛星放送を見ながらマニラの夜は更けてゆきました。

 翌朝は、国内線で1時間のフライトの後、パラワン島にあるプエルトプリンセサに到着到着です。トゥバタハに行く多くのクルーズ船はこの町から出航します! 夕方の出航時間まで時間があるので、現地スタッフの案内にてクルーズ中の必需品!?(ほぼ酒)を買出し、街中のおみやげ物屋さんを散策したりと市内観光を堪能した後、再び船に戻り出航準備中の船上で、まだ日の高い時間から「かんぱぁ〜い!」のかけ声を・・・
 我々グループとは別に、夕方の飛行機で現地入りした和歌山医科大学の学生くん4名に、香港の男性、イタリアの女性それぞれ一人づつ合計14名のゲストを乗せたアポ号は18時過ぎに出航!

「明朝目覚めれば、目前はトゥバタハリーフのはず!」
 出航後は夜間航行中の揺れに備え早めに就寝 のはず・・・・・???  さあ、今回のクルーズどうなる事やら・・・

はるばるやってきました!プエルトプリンセサの空港にて、これから始まるクルーズへの期待に胸膨らませるメンバー達。 プエルトプリンセサ港のセキュリティー ゲートです。港への怪しい持込が無いかここでチェックを受けます。
午前10時には乗船。簡単に船内の案内を受けた後、まったりモードのメンバー。 「これから買出しに行くよ!!」 先頭のフィリピーノは今回、我々グループを担当するレイ氏です。小さなのどかな町を案内してくれました。
民芸品を扱うお土産屋さん。貝殻で出来たブレスレット -etc- どれをとっても非常に安いのです! 残念ながら今回乗る機会はありませんでしたが、住民の足はこの”トライシクル” 町中こればかりと言っても過言ではない!。

クルーズ中 】
 トゥバタハまで約10時間。出航してしばらくすると「予想通りの揺れが!」 船室のベットで揺れを感じながらウトウトしていると、突然・・・・・・・・・

ガン ・ ガン ・ ガン ・ ガン 「何だ!この船??????」

その後、スタッフが慌ただしくガヤガヤやってる声が聞こえる????????????
「エンジンが焼き付いたか?」とも思ったが、しばらくするとまた走り出したので、またウトウトと眠ってしまった。
すると、また明け方に・・・・・・・・・

ガン ・ ガン ・ ガン ・ ガン

「ん〜〜、何だかイヤな予感が・・・」?????
到着が多少遅れたものの、無事トゥバタハに到着!日が射すと360°海の真ん中にエメラルドグリーンの美しい光景が広がる。 到着後間もなく船尾には2台のテンダーボートが繋がれ、既にゲストのダイビング器材もクルーにより準備されいつでも出動可能状態に!
全てのダイビングの前にはチーフグルーのルゥド氏のブリーフィングを聞いて・・・ (もちろん英語ですけど、何とかなるもんです!) それから Go!Go!! (こんな感じです。今回はインナーチーム8名で1台のテンダーボートを専有でき快適でした!)

そして、トゥバタハリーフは、ご覧のような
素晴らしい海! 篤とご覧下さい。

【 レンジャーステーション上陸ディナー 】
 レンジャーステーションとは、世界遺産であるトゥバタハリーフを守るため、8名の勇敢なレンジャー部隊が一年中常駐している、リーフ上に建設された小さな水上コテージのことである。施設を訪問させて頂きましたが、なんとお土産のTシャツを売っているではありませんか! 海のど真ん中のこんな場所に、我々ダイバー以外に一体誰が訪れるのだろう??? しかもダイバーだって3ヶ月限定のスポットなんだし・・・ 「いやぁー、お見逸れしました!素晴らしい商売魂!」 これこそ本当にここでしか手に入らない超レアもの・オリジナルTシャツ。。。 
「やっぱりこの人、船長だったんだ!」と、一同納得した瞬間。 だって、いつも黄色のジャージだったから・・・ 上陸ディナーはテンダーボートで向かいます。船上には数名のスタッフが残り、留守中の船の安全を見張ってくれています。
小船と言えども、ここまでが限界! あとは皆さんズボンをたくり上げて、ジャバジャバ歩いて行きます。 食事やベンチ等もご覧の様にすべて人力で運びます。 夕食を終えて帰る頃には辺りは真っ暗闇! それでも歩く!!
この日の夕食場所はこんな感じ。 ここから見えるものは360°水平線のみのパノラマビュー! スゴイです!!  こちらが、Tシャツも売っているレンジャーステーションです。台風とか津波が来たらどうするんだろう??と思ってしまいますが・・・

【 クルーズ船&クルー達 】
 今回のクルーズ潜は、トゥバタハに多くの船が就航している Expedition Fleet社のApo Explorer号。 ゲスト定員16名の比較的小型のクルーズ船です。 14名のクルーに4名のダイブスタッフというゲスト数より多いスタッフ陣で、至れり尽くせりのお殿様ダイビングを満喫して来ました!(少々船酔い気味の方もいらっしゃいましたが・・・)

「ん!! 残念なお知らせ って何???」
「だって今、バッド ニュース! って言ったでしょ???」
「こんなの、近付いてきましたけど・・・」
スタッフが慌ただしく動きまわってますけど・・・」
「ん? なんか太っといロープで繋がれましたけど??????」


「あぁぁ・・・  なんか、引っ張られるぅ〜〜」

後はこんな感じで・・・・・・・・・・・・・・・

 行きに発生した 「ガン・ガン・ガン」という異音。 この船に2つあるスクリューの内一つにトラブルが発生してしまったそうで、実は、今回の4日間共ノーストゥバタハのあるポイントに船は止まったまま全く動けず↓↓↓  トゥバタハリーフは南北の2つのリーフから成り立っているのですが、この様な事態発生により母船からテンダーボートで移動できる範囲内の狭いエリアでしか潜ることが出来ませんでしたが、 それでも抜群の透明度、見事に成長したハード&ソフトコーラル群、サメをはじめとする大型魚のチェイスや珊瑚の上で乱舞する美しい小魚たち。 どれをとってもここが世界の中でも一級の海であることは容易に理解出来ました。

 トゥバタハ最終日は、プエルトプリンセサまで他船に曳航されながら帰るため、予定より早く16時にはトゥバタハを後にし、翌朝には無事に帰港。その後下船し船酔いで揺れる体を感じつつ空路マニラ経由で帰国の途に着いたのです。